ホワイトニングにかかる値段って実は手が届かないほど高くはありません。
とはいえ、ホワイトニングをどこで、どんな方法で受けるか、どれだけの歯をどれくらい白くしたいのかによって、トータルでかかる費用も違ってきます。
ただ、やり方や程度によってはそれほどお金をかけることなく試すことはできますよ!
そこで今回はホワイトニングの種類や、種類ごとの費用の相場、どのような人にはどのようなやり方が向いているのかなど、ホワイトニングのお金の部分についてご紹介します!
「歯を白くしたいけど、そこまでお金の余裕ないしできそうにないなあ」
「そこまで真剣に歯を白くしたいわけじゃないし、お試し価格みたいなのないかなあ」
「そもそもホワイトニングってどんな方法が良いんだろう…?」
このように考えている人、必見ですよー!
Contents
0.ホワイトニングの種類
そもそもホワイトニングの種類には下記の4種類があります。
- オフィスホワイトニング
- ホームホワイトニング
- デュアルホワイトニング
- セルフホワイトニング
この4つの大きな違いとして、歯科医師や歯科衛生士などの有資格者が施術を行うかどうかの違いがあり、オフィスホワイトニング、デュアルホワイトニングは有資格者の施術が必要で、ホームホワイトニングとセルフホワイトニングは有資格者の施術は必要ありません。
もちろん、どの方法を試しても歯を白くすることはできますが、効果が出るまでのスピードや歯の白さが持続する期間については違いがあります。
それぞれの特徴についてはこちらの記事でご紹介していますので、参考にしてみてください!
「ホワイトニングとは?歯を白くするための基礎知識を徹底解説!」
1.ホワイトニングにかかる値段
ホワイトニングにかかる値段を簡単に表にしてみました!
ホワイトニングの種類 | 値段(1回) |
オフィスホワイトニング | 約10,000円~70,000円 |
ホームホワイトニング | 約15,000円~40,000円 |
デュアルホワイトニング | 約50,000円~80,000円 |
セルフホワイトニング | 約2,000円~5,000円 |
ホワイトニングは審美目的となり、健康保険は適用されないため、施術を受ける歯科医院や方法によって値段に開きがあります。
それでは一つずつご紹介していきます。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングにかかる値段は下記のようになります。
オフィスホワイトニングは歯科医院にて歯科医師や歯科衛生士に施術を行ってもらう方法です。
有資格者にしか扱えない「過酸化水素」を使用し専用機器を用いた本格的な施術を行うため、即効性が高く、効果を実感しやすいという特徴があります。
さらに歯科医師、歯科衛生士が施術してくれるので、リスクも少なく安全でムラのないホワイトニングが可能です。
しかし、その分値段は高くなる傾向にあり、施術を受ける歯科医院によって違いますが、1回約10,000円~70,000円程になります。
さらに、持続性に欠けるため、色の後戻りが速い場合があり、メンテナンスをする回数は少し多めかもしれません。。。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングにかかる値段は下記のようになります。
ホームホワイトニングは歯科医院でマウスピースを作成、「過酸化尿素」を含んだ薬剤を処方してもらい、自宅にて自分で施術を行うホワイトニング方法です。
この方法は好きな時間にホワイトニングを行えるのが魅力ですが、その分オフィスホワイトニングよりは白くなるまでに時間がかかってしまいます。
また、基本的に1日2時間前後、マウスピースを装着する時間を作らなければならないため、きちんと自分で管理ができる人の方が向いているでしょう。
かかる値段としては歯科医院でマウスピースを作成する値段や、薬剤の料金などがあり、相場は1回15,000円~40,000円程度になります。
ただ、かなり歯を白くしたい人は薬剤を追加で処方してもらう必要がありますので、その場合はもう少し値段が高くなり、25,000円~50,000円程になります。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングにかかる値段は下記のようになります。
デュアルホワイトニングとは、上記でご紹介したオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を併用して行うホワイトニング方法です。
この方法は徹底的に歯を白くできる反面、2つのホワイトニング方法を併用しているので、その分値段は高額になってしまい、およそ1回50,000円~80,000円程かかってしまいます。
ただ、それぞれの特徴である即効性・持続性などを実感できるため、ホワイトニング方法の中でも高い効果を得ることができます。
しかし、場合によっては痛みが出る可能性や、ホワイトニング後の食事制限が必要となる場合もあります。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングにかかる値段は下記のようになります。
セルフホワイトニングは歯科医院ではなく、ホワイトニング専門店やエステサロンでホワイトニングを行う方法です。
この方法は有資格者を必要とせず自らで施術を行うため、かかる値段は他のホワイトニング方法に比べリーズナブルで、1回2,000円~5,000円程となっています。
ただ、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングは有資格者しか扱えない薬剤をしようしていますが、セルフホワイトニングでは有資格者がいないため、ポリリン酸を使う事が多く、”歯を白くする”というよりは”歯の汚れを落とす”という意味合いの方が強いです。
また、こちらは歯科医師や歯科衛生士などの有資格者がいない状況でホワイトニングを行うため、トラブルが起きた際など多少注意すべき点がありますが、その分かかる値段も安いため、若年層を中心に人気が高まってきています。
2.どのホワイトニング方法がおすすめ?
4種類それぞれのホワイトニング方法には特徴がありますが、この方法はこういう人におすすめ、というのを一つずつご紹介していきます。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングに向いている人は以下のような人です。
オフィスホワイトニングは即効性を求める人におすすめです。
理由として歯科医院で歯科医師、歯科衛生士だけが扱える薬剤を使用し行うため、その薬剤の濃度も高く、効果が出やすいためです。
また、歯科医院で全てを行ってもらう方法ですので、自分でホワイトニングをやるのは不安…という人にも向いています!
有資格者にやってもらえれば、これ以上安全なことはないので、そういった意味でもオフィスホワイトニングでホワイトニングを行う人は少なくありません。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングに向いている人は下記のような人です。
ホームホワイトニングは好きなタイミングでホワイトニングを行えるという点が魅力ですので、日々忙しい人におすすめです。
また、ホワイトニングが終了した後の色の後戻りが少なく、しっかり白さが持続するため、時間がかかってもしっかり白くしたいという人にもおすすめです!
オフィスホワイトニングよりも安い値段で行えるところも多く、ホワイトニングが終わった後のメンテナンスにかかる値段も安く済むため、歯科医院でやりたいけど費用面が…という人にも向いているかもしれませんね!
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングに向いている人は下記のような人です。
デュアルホワイトニングは徹底的に歯を白くしたいという人におすすめです。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用になりますので、値段はどうしても高額になってしまいますが、効果の高いホワイトニング方法です。
また、時間やお金に余裕があるよーという人はデュアルホワイトニングを行う方が良いでしょう!
歯科医院によってはデュアルホワイトニングの場合は割引制度が導入されているというところもありますので、気になる方は一度お近くの医院を調べてみてはいかがでしょうか。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングに向いている人は下記のような人になります。
セルフホワイトニングは手軽にホワイトニングを試してみたいという方におすすめです。
有資格者がいないため、自己責任となってしまう部分は大きいのですが、値段は手ごろで簡単にできてしまいます。
ただ、酸化チタンと青色LEDを使用し光触媒を利用して白くするやり方をとっているため、歯の表面の汚れを浮かせ、綺麗にしてくれますが、歯の本来の白さまでは変えることができません。
ですので、きちんと歯を白くしたいという人にはおすすめできない方法です。
3.どうして値段に差があるのか
ホワイトニングは審美目的のため、歯科医院や専門店がその値段を自由に決めることができます。
また、使用する薬剤の種類や濃度、作用する時間等によっても値段は変わってきます。
その為、値段が高いから効果が出るという判断基準ではなく、自分がどのくらい白くしたいかを相談し、提示された値段で比較していく必要があります。
もしも、どの方法でホワイトニングをするべきか迷っている場合は、歯科医院に行き、歯科医師と相談するのが良いでしょう!
4.トータルでかかる費用を抑えるためのポイント
メンテナンス代も含め、トータルでかかる費用をおさえるためには下記のようなポイントを意識してみると良いでしょう。
- 毎日の歯磨きを丁寧に行う
- ホワイトニング後の注意点を守る
毎日の歯磨きを丁寧に行う
ホワイトニング後の色戻りや、着色汚れを防ぐためには、毎日の歯磨きを丁寧に行うと良いでしょう。
白くなった歯の寿命は毎日のケアによって左右されるといっても過言ではありません。
できれば毎食後の歯磨きが理想ですが、それが難しい場合は就寝前の歯磨きだけでもしっかりと行うことで持続期間は変わってきますよ!
ホワイトニング後の注意点を守る
ホワイトニングの施術が終わった後に食事制限などがある場合、それをできるだけ守りましょう。
例えば、食事制限は「守ったほうが白さを維持できる」だけで、医療の面から絶対に守らなければならない!というわけではありません。
ですので、できるだけ注意点を守ることで白さを維持できるのであれば、守るに越したことはないですよね!
5.まとめ
この記事でご紹介したことは下記のようになります。
- ホワイトニングの種類やどのくらい歯を白くしたいかによって値段に開きがある
- 安い方法だと約2,000円、一番高い方法だと約80,000円
- どのような希望があるかによって受けるべきホワイトニング方法は変わってくる
以上になります。
どの方法でもきちんと白くなる効果はありますが、値段や効果によってどの方法で受けるかも変わってくるかと思いますので、自分はどのくらいの効果を望んでいるのか、どのくらいの予算なのかを把握してから、検討してみてはいかがでしょうか。