歯医者でホワイトニングを行う前に知っておきたい基礎知識をご紹介!

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普段、虫歯やそのほかのお口の病気を治すために利用する歯医者さんですが、歯医者で行える治療はそれだけではありませんよね?

歯のホワイトニングや矯正治療など、審美目的の治療を行う事もできます。

しかし、実際にどのようなことをしてくれるのかをしっかり知っているという人は少ないのではないでしょうか?

「まあお医者さんにやってもらうし、知らなくても別に心配はないなあ」
「どこでやっても結局ちゃんとやってくれるだろうし、大丈夫じゃない?」

確かにそうかもしれませんが、何も知らないままやってしまうと「あれっ?思ったより治療がうまくいってない…」ということになってしまうことも…。

そこで今回はホワイトニングに焦点をあて、歯医者さんでホワイトニングを行う前に、最低限知っておきたいことについてご紹介します!

1.歯医者さんで行ってくれるホワイトニング

歯医者さんで行ってくれるホワイトニングには、下記の3種類があります。

  • オフィスホワイトニング
  • ホームホワイトニング
  • デュアルホワイトニング

それでは一つずつご紹介していきます。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングイメージ

オフィスホワイトニングとは、歯科医師や歯科衛生士の施術により歯を白くするホワイトニング方法です。

この方法は歯科医師等の有資格者しか扱う事のできない「過酸化水素」を含んだ薬剤と光照射気を利用し、歯を白くしていく方法で、過酸化水素を使用する分、ホワイトニング効果が出るスピードも速いです。

その代わり、白さが持続する期間約3ヶ月~6ヶ月ほどと短いという特徴もあります。

費用は少しかかってしまいますが、歯科医院で行うためトラブルも少なく、安全な方法です。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングイメージ

ホームホワイトニングとは、歯科医院にてマウスピースを作成、薬剤を処方してもらい自宅で行うホワイトニングです。

処方してもらう薬剤には「過酸化尿素」が含まれており、オフィスホワイトニングに比べ即効性はありませんが、歯の白さが持続する期間は約1年ほどと長いです。

自分にあったマウスピースを作成し、自宅でマウスピースに薬剤を注入し装着するという方法を1日2時間程度、約2週間ほど継続して行います。

薬剤の濃度もオフィスホワイトニングに比べ低く、自分で施術を行うので、費用面に関してはオフィスホワイトニングよりも安価で行えるホワイトニング方法です。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングイメージ

デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うホワイトニング方法です。

オフィスホワイトニングの即効性や、ホームホワイトニングの持続性を兼ね備えているため、その効果の程も高く、安全にホワイトニングを行う事ができます。

ただ、2つの方法を併用して行うため、その分費用がかかってしまう事がネックですが、通院する歯科医院によっては割引制度もあります。

上記の3つが歯科医院で行えるホワイトニング方法です。

ちなみに、ホワイトニングとニュアンスとして似ている「クリーニング」という施術もありますが、ホワイトニングとクリーニングには明確な違いがあるので、クリーニングについても知っておきたいという人は下記記事をご覧下さい。
「歯のホワイトニングとクリーニングは違う!その違いを徹底比較!」

それでは次に、歯医者さんでホワイトニングを行うメリットとデメリットをご紹介します。

2.歯医者で行うホワイトニングのメリット・デメリット

歯医者さんで行うメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。

メリット デメリット
  • 歯科医師の下で安全に行える
  • ホワイトニング方法によっては効果が表れるスピードが速い
  • ホワイトニング方法によっては手間がかからない
  • 時間や費用がかかる
  • 健康保険が適用されない
  • 効果が永続的ではない

メリット

メリットとしては下記の3点があります。

  • 歯科医師のもとで安全にホワイトニングが行える
  • ホワイトニング方法によっては効果が表れるスピードが速い
  • ホワイトニング方法によっては手間がかからない

一番大きなメリットとしては、歯科医師や歯科衛生士に施術をしてもらえるので、トラブルが起こりにくいというところだと思います。

実はホワイトニングは誰でも受けられるわけではなく、病気等が理由でホワイトニングを行うと危険が伴う方も中にはいらっしゃいます。

また、虫歯や歯周病などの口腔内の異常や、詰め物などでホワイトニングを行っても白くならない歯などのあるのですが、有資格者が施術を行う場合、そういったトラブルを未然に防いでくれますので、安全にホワイトニングを行うことができます。

デメリット

デメリットとしては下記の3点があります。

  • 時間や費用がかかる
  • 健康保険が適用されない
  • 効果が永続的ではない

これは仕方ない事ですが通院する時間や施術を行ってもらうための費用はかかってしまいます。

そして、ホワイトニングは審美目的の治療にあたるため、健康保険が適用されません。

ですので、歯医者さんが自由に値段を決めることができます。

またホワイトニングの効果は永続的ではなく、ある程度の期間が経ってしまうと効果は落ちてきてしまいますので、その後のメンテナンスにかかる費用も含めて、いくつかの歯科医院で値段を比較してから受けたほうが良いでしょう。

3.歯医者以外でホワイトニングを行う方法

歯医者以外でもホワイトニングを行う方法があり、それは下記のようなものになります。

  • セルフホワイトニング
  • ホワイトニング歯磨き粉、ジェル

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングとは歯科医院ではなく、ホワイトニング専門店やエステサロン等で行うことができるホワイトニング方法です。

歯科医師等の有資格者がいないため、過酸化水素や過酸化尿素などの薬剤は使えませんが、酸化チタンをベースにした薬剤を使用しLEDライトを当てる事で、歯の表面の汚れを落とし、歯を白くしていきます。

セルフホワイトニングは医療行為ではないため、スタッフが施術することはできず、自身で行うことになります。

そのため、費用は歯科医院で行うより安価で行うことができますが、トラブルが起きたときにすぐに対処できないことや、歯の表面の汚れを取り除く効果だけで、歯の本来の色を白くすることはできません。

歯ーサーくん
歯ーサーくん

ホワイトニングサロンについての口コミをまとめた記事もあるからこれもぜひ読んでみてね~!

「全国にある4つのホワイトニングサロン口コミをまとめてみました!」

 

ホワイトニング歯磨き粉、ジェル

これはホワイトニング用の歯磨き粉やホワイトニングジェルを使用し歯を白くしていく方法です。

通常の歯磨きで使う歯磨き粉を変更したり、歯磨き前後にジェルを塗ったりするだけの手軽な方法で薬局やドラッグストアで販売していることもあり、実際に試している方も多くいます。

しかし、歯が白くなるスピードがはかなり遅く、歯の表面の汚れを落とす効果しかありませんので、しっかりと歯を白くしたい場合には歯科医院で歯科医師に診てもらいましょう。

ちなみに、ホワイトニング歯磨き粉について詳しく知りたいっていう人はこっちの記事も参考にしてみてください。
「毎日の歯磨きでホワイトニングを!ホワイトニング歯磨き粉とは?」

4.まとめ

今回この記事でご紹介したことをまとめると下記のようになります。

  • 歯医者で行えるホワイトニングには3種類の方法がある。
  • 歯医者でホワイトニングを行う事で安全に行えるが時間や費用がかかる
  • 歯医者に行かないホワイトニング方法もあるが、しっかり歯を白くしたいなら歯医者に行く

ホワイトニングを行うのが初めてという方は、自分の歯の状態がどうなっているのかを見てもらうという意味も含めて、まずは歯科医院でのホワイトニングをおすすめします!