ラミネートベニアとは?芸能人もやっているホワイトニング方法をご紹介




普段テレビやインターネットで見かける芸能人、歯がすごく綺麗ですよね。

それもそのはず、ほとんどの芸能人が歯にホワイトニングを施しています。

「じゃあどこの歯科医院でホワイトニングをしてもらえばあんな風になれるの?」
「でも芸能人はお金があるからあんなになれるんでしょう?」
「ホワイトニングしたけど、あそこまで白くならなかったよ…」

なんて思う人も少なくないのではないでしょうか?

そこで、今回は芸能人も行っているホワイトニング、「ラミネートベニア」について、その内容やメリット・デメリット、どういう人がラミネートベニアに向いているのかをご紹介してきます!

1.ラミネートベニアとは?

ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削り、歯にセラミック・シェルと呼ばれる板を張り付けて歯を白くする方法です。

ラミネートベニアのビフォーアフター

削った歯の表面に特殊な接着剤でラミネートベニアを張り付けていきますが、強度もそれなりにあるため、はがれる心配はなく自然で白く美しい歯にすることができます。

ただ、かみ合わせが良くないという人や、歯ぎしりや歯を食いしばるような動作がある人はセラミックが圧力に耐えきれず破損してしまう可能性があります。

歯を削るといっても削る厚さは0.3mm~0.5mm程度とかなり薄いため、痛みもなく、麻酔は基本的に使用しません。

それでは、ラミネートベニアのメリットとデメリットをご紹介していきます。

2.ラミネートベニアのメリット・デメリット

メリットとデメリットを簡単に表にしてみました。

メリット デメリット
・少ない治療回数で歯を好みの白さにできる
・治療後の変色が少ない
・色戻りがない
・歯の矯正も行える
・自分の歯を削る必要がある
・セラミックシェルが欠けたり、割れたりする可能性がある
・審美目的の治療となるため、値段が歯科医院によって違う

メリット

メリットとしては、下記のようなものがあります。

ラミネートベニアのメリット

歯に板を張り付けるので、すぐに白くなり、また張り付けた後の変色も少ないです。

また、前歯に隙間があるすきっ歯や、歯に凹凸がある人も、ラミネートベニアをするだけで簡単に矯正することができます。

デメリット

それに対し、デメリットとしては下記のようなものがあります。

ラミネートベニアのデメリット

今でこそ削らずにできるラミネートベニアもありますが、基本は自分の健康な歯を少し削ってからでないと、ラミネートベニアを張った時の厚みにより違和感を感じてしまいます。

また、セラミック・シェルは変色こそしませんが、板ですので欠けたり割れたりと物理的なダメージを追ってしまう可能性があります。

そして、これが一番のデメリットかもしれませんが、審美目的のため、保険が適用されず、その値段は歯科医院によって変わってきます。

ちなみにラミネートベニアの相場としては1本5万円~10万円と簡単には手を出しづらい金額となっています。

3.ラミネートベニアに向いている人

ラミネートベニアに向いている人としては、下記のような人が当てはまります。

  • ホワイトニングよりも歯を白くしたい
  • 簡単に自分の歯を矯正したい

ホワイトニングよりも歯を白くしたい

ホワイトニングは薬剤を使用し歯を白くしていくやり方ですが、時間がかかる上に永続的ではないので、都度メンテナンスを行う必要があります。

それに比べラミネートベニアは自分の好みの白さの板を張り付けるので、少ない治療回数で歯を自分の好みの白さにすることができます。

ラミネートベニアとホワイトニングのアプローチの違い

簡単に自分の歯を矯正したい

ラミネートベニアを張ることで矯正治療よりも簡単に希望の口元にすることができます。

しかし、根本的に改善するわけではなく、あくまでセラミック・シェルを張り、隙間や凹凸をなくせるだけですので、永続的に治したいという場合は歯科医院で矯正治療を行ったほうが良いでしょう。

4.まとめ

今回この記事でご紹介したことをまとめると下記のようになります。

  • ラミネートベニアは歯を薄く削り、板を張り付けることで歯を白くする
  • 少ない治療回数で自分の好みの白さを手に入れられ、歯並びも良く見える
  • 自由診療であるため値段が歯科医院によって違い、破損する可能性もある

「芸能人は歯が命」というフレーズを聞いたことがありますが、そんな言葉がある業界でも通じるラミネートベニア。

もしも興味があれば、一度お近くの歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか?