歯のホワイトニングにかかる期間はどのくらい?方法ごとの期間まとめ

ホワイトニング 期間 アイキャッチ




これから歯のホワイトニングを行いたいと考えている人にとって、かかる期間はとても重要な項目ですよね。

「ホワイトニングにかかる期間によって、料金も変わるよなあ…」
「結婚式がもうすぐあるし、早く歯を白くしたいけど、できるかなあ…」
「面倒くさがりだから、なるべくパッと終わる方がいいな…」

など、期間について、いろんな望みがあると思います。

そこで今回は、ホワイトニングの方法ごとに、白くなるまでにかかる期間や、白さが持続する期間、さらには白さを長続きさせるためのポイントまでご紹介します。

この記事を読めばホワイトニングにかかる期間がわかるため、急いでいる人はどの方法にすべきか簡単にわかっちゃいますよ!

1.歯が白くなるまでにかかる期間

「歯が白くなった!」と実感する基準には個人差がありますが、歯が白くなるまでにかかる期間はホワイトニングの方法によって違います。

そもそもホワイトニングには大きく分けて下記の4種類があります。

  • オフィスホワイトニング
  • ホームホワイトニング
  • デュアルホワイトニング
  • セルフホワイトニング

それでは一つずつご紹介していきます!

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングの白くなるまでの期間

オフィスホワイトニングによって歯が白くなるまでの期間は約1ヶ月~2ヶ月程度かかります。

オフィスホワイトニングとは歯科医院で歯科医師や歯科衛生士に施術をしてもらう方法で、ホワイトニング剤の濃度も強く、比較的早いスピードで歯が白くなります。

ただ、薬剤の濃度が強い反面、次の施術まで最短でも1週間程度、期間を空けなければいけません。

そして、しっかりと白さを定着させるために3回~5回程度の施術を必要とするため、白さが定着するまでに約1ヶ月~2ヶ月程度の期間がかかってしまいます。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングの白さが持続するまでの期間

ホームホワイトニングによって歯が白くなるまでの期間は約2ヶ月~3ヶ月程度かかります。

ホームホワイトニングとは自宅でマウスピースを用いて歯を白くする方法で、自宅で行う分、オフィスホワイトニングよりも薬剤の濃度が強くありません。

自宅で30分~2時間程度マウスピースを着用して行う施術を毎日、あるいは2~3日に一度は行わなければならないため、白さが定着するまでに時間を要してしまいます。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングの白くなるまでの期間

デュアルホワイトニングによって歯が白くなるまでの期間は約1ヶ月未満です。

デュアルホワイトニングとはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うホワイトニング方法で、同時に行っていくので、最も短期間で白さを実感することができます。

ただし、オフィスとホームを併用する分、費用もそれなりにかかってきてはしまうので、とにかく急いでいる方にはおすすめの方法です。

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングの白くなるまでの期間

セルフホワイトニングによって歯が白くなるまでの期間は約1ヶ月程度です。

セルフホワイトニングとは、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングと違い、有資格者(歯科医師や歯科衛生士)がいないホワイトニング専門店などで行うホワイトニングのため、使うホワイトニング剤やホワイトニングのやり方に違いがあります。

セルフホワイトニングでは酸化チタンとLEDライトを使用し、自分自身で施術を行うため、低価格であり、短期間で白さを実感できる特徴があります。

しかし、ホワイトニング薬剤やその性質上、定着しきっていない着色よごれを落とすことはできますが、歯の漂白を行う事はできません。

その為、手軽にホワイトニングを試してみたいという方にはおすすめの方法になります。

2.歯の白さが持続する期間

歯の白さが持続する期間も個人の生活習慣、例えば歯磨きの回数や時間、食生活や喫煙などによっても左右され、またホワイトニング方法によって違いがあります。

オフィスホワイトニング

オフィス白さが持続する期間

オフィスホワイトニングで歯の白さが持続する期間の目安としては約3ヶ月~6ヶ月となっています。

オフィスホワイトニングでは濃度の強い薬剤を扱い、短期間で歯を白くしていきますが、即効性がある分、持続性に欠けてしまうという特徴があります。

その為、短い期間で歯の色は戻ってしまう傾向にあります。

ホームホワイトニング

ホーム白さが持続する期間

ホームホワイトニングで歯の白さが持続する期間の目安としては約6ヶ月~1年程度となっております。

オフィスホワイトニングと違い、時間をかけてゆっくりと白くしていく分、その持続期間は長く、歯科医院によっては約2年間持続するというところもあるようです。

デュアルホワイトニング

デュアル白さが持続する期間

デュアルホワイトニングで歯の白さが持続する期間の目安としては約1年程度です。

デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する分、オフィスホワイトニングの長所である即効性と、ホームホワイトニングの長所である持続性を併せ持っています。

その為、持続する期間は約1年と、その効果も長く続いていきます。

セルフホワイトニング

セルフ白さが持続する期間

セルフホワイトニングで歯の白さが持続する期間の目安としては約3週間~1ヶ月程度となっております。

オフィスホワイトニングやホームホワイトニングとは違うやり方で行い、有資格者もいない場所で行う事が多いため、根本的に歯を白くする力はあまり強くなく、その為持続期間も短いです。

オフィスホワイトニングやホームホワイトニングを行った人がメンテナンスとしてセルフホワイトニングを行う、という場合も多いため、セルフホワイトニング単体で歯を白くしようと考えた場合、こまめに通う必要があります。

治療期間についてはどれくらい歯を白くしたいのかとか、今の口内環境はどうなっているのかによって個人差はあり、それによって費用も変わってきます。

費用に関してはこの記事でまとめてありますので、参考にしてみてください。
「ホワイトニングの値段は高い?ホワイトニングの種類と相場をご紹介!」

それでは次に歯の白さを持続するためのポイントをご紹介します。

3.白さを持続させるためのポイント

白さを持続させるためのポイントとしては下記の3つがあります。

  • 着色しやすい食べ物を避ける、または食べた後は口をゆすぐ
  • 歯磨きを正しく行う
  • 定期的にメンテナンスを行う

着色しやすい食べ物を避ける、または食べた後は口をゆすぐ

着色しやすいものを避ける、もしくは口をしっかりとゆすぐことで、歯に着色汚れが定着するのを防ぎ、歯の白さを持続することができます。

着色しやすい飲食物としては下記のようなものがあります。

色素が付きやすい食べ物・飲み物

これらの飲食物を口にしないのが理想ではありますが、それは正直難しいと思うので、口にした後はしっかりと口をゆすぐ習慣をつけることで、着色汚れをある程度予防することができます。

歯磨きを正しく行う

毎日の歯磨きを正しく行う事で、着色汚れの定着を予防することができます。

正しい歯磨き方法は下記のようなものになります。

効果的な歯磨き方法

最初から歯磨き粉を付けずに、まずはそのままでみがき、歯垢や汚れを除去したあとに、歯磨き粉の薬効成分を歯に行き届かせるようなイメージで磨きましょう。

水でうがいをする際も、やりすぎると薬効成分まで流れてしまうので、やりすぎには注意しましょう。

定期的にメンテナンスを行う

歯科医院を定期的に訪れ、メンテナンスを行う事で歯の白さを持続することができます。

歯科医院によってはタッチアップホワイトニングという、追加で行うホワイトニングメニューがあるところもあります。

また、色戻りを防ぐオプションメニューがある場合もありますし、もし仮にお近くの歯科医院にこのようなメニューがなくても、付着してすぐの着色汚れであれば簡単に除去してくれます。

口内環境のチェックも含め、定期的に歯科医院を訪れる事で、歯の白さも維持でき、健康的な口内環境も維持することができます。

4.まとめ

今回、この記事でご紹介したことをまとめると下記のようになります。

  • 歯が白くなるまでの期間は最短1ヶ月未満~最長3ヶ月
  • 歯の白さが持続する期間は最短1ヶ月未満~最長1年
  • 期間はどの方法でホワイトニングを行うかで左右される

個人の生活習慣によっても期間は左右されますし、どの程度の白さを求めるのか、などの希望によっても左右されるので、今回ご紹介した期間に関してはあくまでも目安として考えてもらえればと思います。

歯科医院によってもホワイトニングメニューや施術回数、時間などは変わってきますので、ホワイトニングを受ける際は一度、歯科医院に相談してみて下さい。