ホワイトニングは痛い!?歯のホワイトニングと痛みに関する真実とは

ホワイトニング 痛い アイキャッチ




歯を白くしようとホワイトニングを考えている人にとって、どんな方法でホワイトニングを行うのかを知るために口コミを調べる人も少なくないとは思いますが、こんな口コミ、見たことありませんか…?

「ホワイトニング受けたけど痛かった…!」
「歯医者さんでのホワイトニングって思ったよりも痛くないもんだね。」
「どうしてホワイトニングってあんなに染みるんだろう…」

ホワイトニングって実際に、痛いのか痛くないのかよくわからなくなってきますよね…

そこで今回は、ホワイトニングに関する痛みについてまとめてみました。

実際に痛むのかというところから、ホワイトニングで痛みを感じる前に確認しておきたいこと、そして痛みを感じた場合どうすればよいのかをご紹介していきます。

これからホワイトニングを行う人にとってこの記事が役に立てばと思います!

0.ホワイトニングの種類

そもそもホワイトニングには大きく分けて下記の2種類があります。

  • オフィスホワイトニング
  • ホームホワイトニング

違いとしては、オフィスホワイトニングは濃度の高い薬剤を使用し歯科医院で行うホワイトニングで、ホームホワイトニングは濃度の低い薬剤を使用し、自宅で行うホワイトニング方法です。

オフィスとホームの違い

その他にもどれだけの期間で歯が白くなるのか(即効性)や、歯の白さがどれだけ維持できるのか(持続性)などにも違いがあります。

ホワイトニングに関しては下記記事で詳しくご紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
「ホワイトニングとは?歯を白くするための基礎知識を徹底解説!」

1.ホワイトニングは痛い?

ホワイトニング治療集に歯が一時的に脱水状態になり、治療後に歯がシミたり、知覚過敏のようにひりひりとした痛みを感じることが多いです。

人にもよりますが、ひどいときには痛み止めが効かないこともあるそうです。。。

そもそも、痛みというものは人の感受性や脳回路の効率によって個人差があるため、たとえ同じ刺激を受けたとしてもすごく痛い!と感じる人もいれば、ちょっと痛いかもなあ…と感じる人もいます。

痛みの個人差

また、ホワイトニング治療を行う上で使用する薬剤の濃度や、薬剤を使用する時間なども痛みに関係してきます。

薬剤の濃度が濃い方が痛みは強くなりますし、薬剤を使用する時間が長ければ長いほど、痛みも長くつらいものになります。

しかし、全ての人が同じ刺激を受けるわけではないので、一概に答えは出せませんが、多少の痛みは覚悟しておいたほうが良いかもしれません。。。

ただ、最近では痛くないホワイトニング治療方法も登場し、その方法でホワイトニング治療を行っている人も増えてきているので、まずは受けようと思っているホワイトニング治療方法がどのようなものなのかを確認することが大切です。

2.ホワイトニングを行う前に確認しておきたいこと

痛みを回避するために、ホワイトニングを行う前には下記の事を必ず確認してください。

  • 虫歯や歯周病がないか
  • 自分の歯ぎしりはどうか

虫歯や歯周病がないか

虫歯や歯周病がある場合、そこからホワイトニング薬剤が入り込み、痛みを感じる可能性が高いです。

ホワイトニングで使用される薬剤には過酸化水素を主成分としており、その濃度は約35%と言われています。

この過酸化水素は傷口への消毒液や衣類の漂白剤などにも使用されていますが、一般的に使用されている過酸化水素の濃度は約3~5%です。

つまり、消毒液や漂白剤の何倍もの濃度の過酸化水素を、虫歯や歯周病の部分に使用してしまうと、痛みが起こるのは想像に難くないでしょう。

過酸化水素で痛みを感じる場合

その為、ホワイトニング治療を行う前には必ず、虫歯や歯周病がないかを確認してください。

ちなみに、治療してから時間があまり経過していない人も注意が必要で、治療後にできている隙間などから薬剤が内部まで入り込んでしまい、痛みを感じる人もいます。

その為、最後に治療したのはいつなのかをきちんと把握し、歯科医師に相談してみるのが良いのではないでしょうか。

虫歯とホワイトニングに関しては、別の記事で詳しく解説しているから、ぜひ参考にしてみてください。
「ホワイトニングを行う前に虫歯は治療すべき?その真実とは!」

自分の歯ぎしりはどうか

ホワイトニング治療を受ける前に、自分が歯ぎしりをしているかどうかをもう一度確認してください。

成人の咬合力(噛む力)はおよそ40~70kgと言われていますが、歯ぎしりは300kg以上もの力が加わっていることが判明しています。

それほど強い力がかかっている歯は、知らないうちに細かい傷やヒビが入ってしまっているかもしれません。

その傷やヒビからホワイトニング薬剤が内部まで浸透してしまい、傷んでしまう事があります。

歯ぎしりで痛む

ですので、例えば睡眠中にスマホで録音などを行い、今一度歯ぎしりをしているかどうかを確認してみてください。

3.痛みを感じた場合、どうすれば良い?

痛みを感じた場合は、ホワイトニング治療を一旦中止しましょう。

ただ、ホワイトニング治療で感じる痛みは一過性のもので、オフィスホワイトニングの場合は24時間で、ホームホワイトニングの場合は1日~2日ほどで痛みがなくなります。

その為、歯科医師と相談し薬剤の濃度を下げるなどで様子見し、続けられるようならそのままでも問題はないでしょう。

4.まとめ

今回、この記事でご紹介した事をまとめると下記のようになります。

  • ホワイトニング治療を行うことで痛みを感じることはある
  • ホワイトニング治療を行う前に口内トラブルがないか、歯ぎしりをしているかなどを確認する
  • 痛みが出たら一旦ホワイトニング治療を中止し、すぐに歯科医師に相談する

歯を白くするために痛みを我慢するという人もいますが、痛みは重大な結果につながる可能性のあるシグナルです。

その為、痛みを感じたら無理をせず、歯科医師と相談しながら安全にホワイトニング治療を行っていきましょうね!