自分の歯があまり白くないと思っている人、知らないうちに損をしてるんです。
実は人は歯の白さ、歯並びなどで第一印象の3割は変わると言われています。
つまり、口元が綺麗なだけで、いろんな人から好印象に映る可能性は十分にあります!
でも、いざ口元を綺麗にしようと思った時に、歯並びを治す矯正よりはホワイトニングの方が始めやすい気がしますよね?
「とはいえ、ホワイトニングって本当に効果があるのかしら…」
「歯を白くするっていっても、中途半端な白さなら逆に損だよな…」
このようにホワイトニングを行うのであれば、しっかりと効果を出したいのは当たり前だと思います。
そこで今回、ホワイトニングの効果をお伝えするために、その方法や持続する期間などをご紹介します!
ホワイトニングのやり方次第で、効果の出るスピードや持続する期間などが違ってきますので、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
Contents
1. ホワイトニングの効果
ホワイトニングを行う事で着色汚れを分解すると共に、本来の歯の色も白くしてくれるため、綺麗で美しい歯になります。
ホワイトニングには歯科医院などで行うホワイトニングや、ホワイトニング歯磨き粉などを使って行う方法など、様々ですが、特に歯科医院で行うホワイトニングの効果は高いです。
理由として、歯科医院で使われるホワイトニング薬剤の成分に含まれる過酸化尿素や過酸化水素が黄ばみ成分を分解、除去し、歯を白くしてくれる効果が高いためです。
過酸化尿素や過酸化水素は、歯科医師や歯科衛生士などの有資格者のみが扱える薬剤で、ホワイトニング歯磨き粉等のセルフケアグッズには含まれていません。
ただし、生活習慣や歯の状態などのホワイトニングをするにあたって個人差は必ずあるため、ホワイトニングを行うことで必ず綺麗な白い歯になると断言することはできず、効果が出にくいという人もいます。
2. ホワイトニングの種類
ホワイトニングには下記の2種類があります。
- オフィスホワイトニング
- ホームホワイトニング
この2種類の違いを簡単にまとめてみました!
オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング | |
ホワイトニングを行う場所 | 歯科医院 | 自宅 |
使用する薬剤 | 過酸化水素 | 過酸化尿素 |
白くなるまでの期間 | 早い | 遅い |
ホワイトニング持続時間 | 3~6ヶ月 | 1年 |
費用 | 高い | 安い |
それでは、一つずつ説明していきます!
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で医師や歯科衛生士が直接行うホワイトニングの事です。
歯に表面にジェルを塗り、光を照射することで歯を白くしていく方法で、この後ご紹介する自宅で行うホームホワイトニングとは違い、過酸化水素を使用します。
過酸化水素は簡単に言えばスピードが速いというのが特徴で、治療を開始してから歯が白くなるまでの時間はあまりかかりませんが、持続時間も短く、およそ3~6ヶ月と言われています。
またオフィスホワイトニングは歯科医院で行うので、事前に歯の状態を診察してもらえますし、万が一、ホワイトニングの最中にトラブルが発生しても医師による対応が可能なので安心できます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、自宅で行うホワイトニングの事を指します。
歯科医院で自分の歯の形に合うマウスピースを作成し、自宅でマウスピースに薬液を注入しホワイトニングを行っていくやり方です。
こちらは過酸化尿素を使用し、特徴としてはすぐに汚れは落ちませんが持続時間が長く、その期間はおよそ1年と言われています。
かかる費用はオフィスホワイトニングより安く、自宅でもできることからホームホワイトニングの人気は高まってきていますが、イベント前にホワイトニングしたい!というような急いでいる人には向いていません…
この2種類の特徴の違いから、同じホワイトニングでもその効果の出方は変わってきます。
3. ホワイトニングの効果を持続させるために
ホワイトニングの効果を持続させるためのポイントとして、下記のような点があります。
- 歯垢や歯石などは事前に除去しておく
- 着色の強いものを食べたり飲んだりしたら水で口をゆすぐ
- 定期的なメンテナンスをする
こちらも一つずつご紹介していきます!
歯垢や歯石などは事前に除去しておく
事前に歯垢や歯石を除去しておくことで、ホワイトニング時のトラブルを回避できるだけではなく、ホワイトニング効果を十分に得ることができます。
歯の表面が汚れている状態では、ホワイトニング薬剤が歯に浸透しずらく、ホワイトニング効果を十分に得ることが難しいのです。。。
そのため、ホワイトニングを行う前に、しっかりと歯をクリーニングしてからホワイトニングに移りましょう!
ホワイトニングとクリーニングの違いに関してはこちらの記事でご紹介していますので、参考にしてみてください。
「歯のホワイトニングとクリーニングは違う!その違いを徹底比較!」
着色の強いものを食べたり飲んだりしたら水で口をゆすぐ
着色成分が多く含まれている食べ物や飲み物を多く摂取することで、歯の着色も早まってしまいます。
着色の強いを口にした際は水でゆすぎ、洗い流すことで着色汚れが定着するのを防ぐことができます。
ホワイトニング効果を維持するのであれば、着色の強いものはなるべく避けるのが理想ですが、それはなかなか難しいと思うので、しっかりと口をゆすぐ癖をつけましょう。
定期的なメンテナンスをする
定期的に歯科医院を訪れることで歯の白さを長持ちさせることができます。
例えば、定着して間もないような着色汚れであれば簡単に除去することができますし、タッチアップホワイトニングという追加でホワイトニングを行う方法もあります。
タッチアップホワイトニングに関しては通常のホワイトニングよりも安い価格で施術してもらえるところも多いので、オフィスホワイトニングを行う際は事前に確認しておくのが良いでしょう。
4. ホワイトニングを行ってはいけない人
ホワイトニングの効果に関してご紹介してきましたが、そもそもホワイトニングをしてはいけない人もいらっしゃいます。
- 妊娠中、授乳中および妊娠の可能性が高い女性
- 無カタラーゼ症の人
妊娠中、授乳中および妊娠の可能性が高い女性
妊娠中、授乳中および妊娠の可能性が高い女性はホワイトニングを避けてください。
ホワイトニングを行う事で妊婦や胎児に与える影響がどんなものなのかという研究が進んでおらず、安全性が保障されていないのが理由になります。
ホワイトニングを行う際の薬剤の影響は決して弱くはないので、女性だけではなく、男性側も気にかけてあげるのが望ましいでしょう。
無カタラーゼ症の人
無カタラーゼ症とは体内に存在するカタラーゼが不足し、過酸化水素が分解できなくなる病気の事です。
ホワイトニングで使用する薬剤には過酸化水素が含まれている場合があり、その場合過酸化水素が体内に残ってしまう場合があります。
通常であればカタラーゼによって分解されるため害はないのですが、過酸化水素が分解されずに長時間体内に残ってしまうと、組織を壊死させてしまう危険がありますので、ホワイトニングを行うことができません。
ちなみに、虫歯を治していない人はホワイトニングをしてはいけない訳ではありませんが、、ホワイトニング薬剤がしみたり、知覚過敏になったり、最悪の場合白くならない可能性もあるので注意してください。
虫歯とホワイトニングに関してはこっちの記事でまとめてあるから気になる人はぜひ読んでみてね!
「ホワイトニングを行う前に虫歯は治療すべき?その真実とは!」
5.歯科医院に行かずにホワイトニングをする場合…
歯科医院に行かずにホワイトニングをする場合に、一番最初に考えられるのはホワイトニング歯磨き粉ですよね。
ただ、ホワイトニング歯磨き粉と言っても、ドラッグストアや薬局で簡単に手に入るものから、歯科医院専用のものまで、たくさんの種類があります。
様々な種類があるため、迷ってしまいそうですが、ホワイトニングのほかにどんなものを予防・改善したいかを考えながら選ぶとおのずと種類は限られてくると思うので、ぜひ探してみてください!
ちなみに、ホワイトニング歯磨き粉についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
「毎日の歯磨きでホワイトニングを!ホワイトニング歯磨き粉とは?」
「ホワイトニング歯磨き粉は効果がある?その効果やポイントをご紹介」
6. まとめ
この記事でご紹介したことをまとめると下記のようになります。
- ホワイトニングはその種類や生活習慣によって結果が変わる
- オフィスホワイトニングとホームホワイトニングにはそれぞれ違いがある
- 着色の強いものを口にしたら水ですすぎ、定期的に歯科医院へ行く
ホワイトニングを行った後も、白く美しい歯を維持するために、できるだけケアを行っていきましょう。