自宅でのホワイトニング「ホームホワイトニング」について徹底解説!

ホワイトニング 自宅 アイキャッチ




自分の歯を白くするために歯医者さんに行きたいと考えている人はたくさんいますが、仕事や家事など、様々な理由で歯医者さんに通えない人もいますよね。

「歯医者さんが家からもっと近ければなあ…。」
「仕事が忙しくてなかなか通う暇がないや…。」
「近くの歯医者さんのホワイトニング、値段が高くて続けられないなあ…。」

思い当たる節がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、歯医者さんに通わなくても、自宅でできてしまうホワイトニング、「ホームホワイトニング」について、その概要やメリットデメリット、注意点などをご紹介していきます!

忙しい人でもホワイトニングできちゃうホームホワイトニング、ぜひこの記事を参考にしてください。

1.ホワイトニングは自宅でできる

ホワイトニングは、自宅でできる「ホームホワイトニング」と、歯科医院に通う「オフィスホワイトニング」の2種類があります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは自宅でできるホワイトニング方法になります。

まずは歯科医院に行く必要がありますが、自分専用のマウスピースを作成し、ホワイトニング剤を使用して歯を白くしていく方法です。

今ではホームホワイトニングを行う人も増えてきており、メジャーなホワイトニング方法となってきています。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯科医院に通院し行うホワイトニング方法になります。

ホームホワイトニングと違い、歯科医院で行うため、ホームホワイトニングよりも濃度の高い薬剤を使用しホワイトニングを行っていきます。

濃度の高い薬剤を使用するため、歯が白くなるまでのスピードが速い分、かかる費用もホームホワイトニングよりは高くなってしまいます。

それでは次に、ホームホワイトニングのメリットとデメリットをご紹介します。

2.ホームホワイトニングのメリットデメリット

メリットとデメリットを簡単に表にすると下記のようになります。

メリット デメリット
  • 自宅で好きなタイミングでホワイトニングを行える
  • オフィスホワイトニングに比べ歯の白さが持続する期間が長い
  • オフィスホワイトニングに比べかかる費用が安い
  • 自分で行うのが面倒な人には適さない
  • オフィスホワイトニングに比べ白くなるまでに時間がかかる

メリット

ホームホワイトニングのメリットとしては下記のようなものがあります。

自宅でホワイトニングを行う3つのメリット

使用する薬剤やどのくらいの白さにしたいかによって、一日にホワイトニングをする時間は変わってきますが、毎日平均2時間、好きな時間にマウスピースを装着し、ホワイトニングを行えるのが最大のメリットです。

ホワイトニングする時間は連続2時間ではなく、分割しても問題ありません。

1日の流れ

また、オフィスホワイトニングと違い、ゆっくりと白くしていくため、その白さは約1年間程持続します。

デメリット

ホームホワイトニングのデメリットとしては下記のようなものがあります。

自宅でホワイトニングを行う2つのデメリット

ホームホワイトニングは費用も安く、自宅で手軽にできるのが売りですが、ある程度継続して行う必要がありますので、自分で行うのが面倒という人には適さない方法です。

また、オフィスホワイトニングと違い、「マスキング効果」が起こらない分、歯が白くなるまでに時間がかかってしまいます。

そして、これはホワイトニング全般に言えることですが、ホワイトニング直後の数時間は飲食制限がかかり、特に着色の強い物を口にするのは控えたほうが良いでしょう。

~マスキング効果とは~
マスキング効果とは過酸化水素が歯の表面のエナメル質表面の構造を角状から球状に変化させることで、光の乱反射を起こし、曇りガラスのように白く見せる仕組みです。

そんなホームホワイトニングですが、いくつか注意点があります。

3.ホームホワイトニングの注意点

注意点としては下記のようなものがあります。

ホームホワイトニングの3つの注意点

ホワイトニング効果が出にくい種類の歯がある

神経を抜いてしまった歯や神経が死んでしまっている歯に関して効果は出にくいです。

ホワイトニングに使用する薬剤は神経がある生きた歯に効果を発揮するため、色の差が出てしまいます。

同様の理由で詰め物や被せ物などをしている歯も白くなりにくい傾向にあります。

ホームホワイトニングができない、してはいけない人がいる

ホワイトニングができない人として、妊娠中および授乳中の方や虫歯や知覚過敏の方などがあげられます。

妊娠中および授乳中の方に対しては、問題があるという文献はありませんが、問題がないという文献もなく、安全性が確認されていないことから、ホワイトニングは控えたほうが良いとされています。

また、ホワイトニングで使用する薬剤には過酸化水素や過酸化尿素などが含まれており、薬剤による刺激で痛みが発生する可能性があるので、虫歯や知覚過敏の方は治療後にホワイトニングすることができます。

一度は必ず歯科医院を訪れなければならない

ホームホワイトニングを行うときは必ず自分専用のマウスピースを作成します。

その為、一度歯科医院を訪れ、歯の健康状態などをチェックした上で型を取ってもらう必要があります。

ですので、自宅でできるとは言え、これから始める人は一度歯科医院を訪れなければなりません。

それでは次に、実際に歯科医院でホームホワイトニングをする際の流れについてご紹介します。

4.ホームホワイトニングを行うまでの流れ

歯科医院を訪れてからホームホワイトニングを行うまでには下記のような手順があります。

ホームホワイトニングの流れ

①歯の状態を記録する

まずは歯の状態を記録します。

虫歯や知覚過敏がないか、現在の歯の色はどのくらいなのか等を記録し、後日ホワイトニングの効果をしっかりと計測できるようにしておきます。

また、この時に歯をどのくらいまで白くしたいのかなどの要望によって、薬剤の濃度を調節し、費用などの説明も行われます。

②マウスピースを作成する

白くしたい部分の歯型を取り、実際にマウスピースを作成してもらいます。

早い歯科医院だと、歯科医院を訪れたその日にマウスピースを受け取ることができますが、後日のお渡しとなる医院もありますので、その部分をしっかり確認しておきましょう。

③マウスピースを試適、ホワイトニングのやり方を説明してもらう

実際にできたマウスピースを試適し、きちんと合うのかをチェックしたのち、ホームホワイトニングについて、そのやり方を説明してもらいます。

説明される部分としては、ホワイトニング薬剤の注入方法や薬剤の量の目安、マウスピースの洗い方や保管方法等になります。

④自宅でホワイトニングを始める

以上がホームホワイトニングを始めるまでの流れとなります。

ホームホワイトニングで実際に白くなるまで、おおよそ2週間程度の時間がかかりますので、ホワイトニングが完了した2週間後に再び歯科医院を訪れ、どのくらい白くなったのかを確認することができます。

5.自宅で行えるその他のホワイトニング

ホームホワイトニング以外の方法で自宅でホワイトニングを行いたい場合は下記のような方法があります。

  • ホワイトニング歯磨き粉を使用する
  • ホワイトニングジェルを使用する

どちらもオフィスホワイトニングやホームホワイトニング程白くはならず、時間もかかりますのが、継続することで元の歯の白さを取り戻すことは不可能ではありません。

ですので、軽度の着色汚れが気になるという場合や、歯科医院でのホワイトニング効果を持続させたいという場合におすすめの方法です!

この方法に関しては別の記事で詳しく紹介しているので、こっちもぜひ読んでみてください。
「ホワイトニングを自宅で行う場合のやり方とおすすめグッズをご紹介!」