歯を磨く際に使用する歯磨き粉ですが、その歯磨き粉の効果は虫歯予防だったり、ホワイトニングだったりと、その効果は様々です。
虫歯予防は虫歯にならない限りはその効果はあると信じられますが、歯磨き粉をつけることでホワイトニング効果は本当に得られるのでしょうか?
「ホワイトニング歯磨き粉で歯が白くなっている気がしない…」
「歯磨きだけで白くなるのは最高だけど、どの程度効果あるんだろう…」
「そもそもどんな歯磨き粉を使えば効果あるのかな…」
と疑問を持つ方も少なくないでしょう。
そこで今回は、ホワイトニング歯磨き粉のその効果や歯磨き粉を選ぶ際のポイント、さらにはおすすめのホワイトニング歯磨き粉までもご紹介します!
Contents
1. ホワイトニング歯磨き粉は本当に効果がある?
結論から言うと、ホワイトニング歯磨き粉にはホワイトニング効果はあります。
厳密にいうと、元の白さを維持する効果があります。
ホワイトニング歯磨き粉に含まれている有効成分は、「汚れを除去し歯の表面をコーティングし、着色汚れが付着しにくい滑らかな歯を作る」という働きがあります。
この効果によって着色汚れを落とし、そもそもの歯の白さを維持してくれます。
しかし、ホワイトニング歯磨き粉にはメリットとデメリットが存在します。
メリット
メリットとして下記の3つがあります。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングや、自宅でマウスピースを使用し行うホームホワイトニング等、しっかりとお金や時間をかけて行うホワイトニングと比べ、使う時間や金額などのコストが少ないホワイトニングになります。
また、しっかりと磨くことで虫歯や口臭の予防にも繋がります。
デメリット
デメリットとしては下記の2つがあります。
ホワイトニング歯磨き粉はまだ定着していない着色汚れを落とす効果があるのですが、あくまでも汚れを落とし白さを維持できるというだけで、元来の歯の白さを取り戻すという効果はあまり期待できません。
つまり、あくまでもサポート的な役割を担ってくれるので、本気で歯を白くしたいのであればオフィスホワイトニングやホームホワイトニングを行う必要があります。
また、毎日のケアで汚れが定着せず、そのままの白さをキープできた状態だと、変化がないので効果を実感しづらいというデメリットも挙げられます。
2. ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際のポイント
ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際のポイントとして、下記の2つが挙げられます。
- 研磨剤の少ないものを選ぶ
- 発泡剤の少ないものを選ぶ
- 有効成分を見る
研磨剤の少ないものを選ぶ
研磨剤の粒子が大きいほど歯の表面のエナメル質を傷つけてしまい、歯茎にダメージを与えてしまう可能性があります。
低研磨性や研磨剤不使用の歯磨き粉であれば、そういったダメージを抑えながら歯の着色汚れを落とすことができます。
「ハイドロキシアパタイト」という成分は研磨剤よりも粒子が細かいので、この成分が含まれている歯磨き粉を探してみるのも良いと思います。
発泡剤の少ないものを選ぶ
発泡剤が含まれている場合、歯を磨いているうちに口の中が泡だらけになってしまいますが、その泡のせいで磨ききれていないにも関わらず、磨けた気になってしまう方も少なくありません。
ですので、発泡剤の成分である「ラウリル硫酸ナトリウム」が入っている歯磨き粉は避けたほうが良いでしょう。
有効成分を見る
ホワイトニング有効成分として入っていたほうが良い成分には下記のようなものがあります。
- 「ポリリン酸ナトリウム」
歯の汚れを除去し、表面をコーティングする - 「ヒドロキシアパタイト」
歯の表面についた傷を埋め、汚れや着色が付きにくい歯を作る
店頭で歯磨き粉を購入する際には、含まれている成分を読み、上記の成分が入っているかどうかを確認してみてください。
それでは次に、店頭に行って確認するのが面倒という方のために、おすすめのホワイトニング歯磨き粉をご紹介します。
3. おすすめのホワイトニング歯磨き粉
おすすめのホワイトニング歯磨き粉としては下記のようなものがあります。
- パールクチュール
- 薬用歯磨きオーラパール
- 薬用ちゅらトゥースホワイトニング
パールクチュール
国産サンゴから作られた「コーラルアパタイト」という成分が、タバコのヤニやコーヒーなどの色素を吸収し、歯の汚れを取り除き、口内細菌を減らしたり口臭予防を行ってくれます。
また、ホワイトニング成分をより強力にする「トリポリリン酸ナトリウム」が含まれており、歯の表面をコーティングし、歯の汚れを落とすのと同時に、歯垢や歯石予防にも一役買ってくれる成分です。
薬用歯磨きオーラパール
この歯磨き粉は研磨剤より粒子の細かい「ハイドロキシアパタイト」という成分が含まれており、この成分が歯の表面にあるエナメル質の傷を修復し、歯の黄ばみを改善、予防してくれる働きがあります。
また、それ以外にも歯周病を予防する、歯茎を引き締める、口臭を防止するなどの効果がある成分も含まれており、薬用歯磨きオーラパール一本でトータル的なケアをする事ができます。
薬用ちゅらトゥースホワイトニング
薬用ちゅらトゥースホワイトニングはとにかく実績がすさまじく、54万人を対象とした満足調査で1位を獲得、また、@cosmeの歯磨き粉部門でも1位を獲得しています。
もちろん、実績だけではなく効果の程も素晴らしく、この記事ではご紹介していない成分ですが、汚れを浮かせてはがしてくれる「ポリアスパラギン酸」や汚れをつきにくくする「リンゴ酸」、さらには「ビタミンC」も含まれており、歯だけではなく歯茎も健康になります。
また、ホワイトニング効果だけではなく、新成分の「GTO」が虫歯を予防してくれるため、口内環境を清潔に保ってくれます。
4. 効果的な歯磨き方法
効果的な歯磨き方法は下記の順番でやっていきます。
①歯磨き粉を使用せずに磨く
②歯磨き粉を歯ブラシの1/2~1/3程度つけ、じっくり磨く
③水で軽くすすぐ
①歯磨き粉を使用せずに磨く
まずは歯磨き粉を使用せずに磨き、歯垢などの目立った汚れを取り除いていきます。
口の中全体を磨いていきましょう。
②歯磨き粉を歯ブラシの1/2~1/3程度つけ、じっくり磨く
次に歯磨き粉を付けて磨きますが、使用する歯磨き粉の量は1/2~1/3程度で大丈夫です。
イメージとしては、歯磨き粉の有効成分を歯の隅々まで届かせるような感じで磨いていきます。
この時に口の中の泡がいっぱいになり吐き出してしまうと有効成分も一緒に吐き出されてしまいますので、なるべく泡を出さないように磨いていきましょう。
③水で軽くすすぐ
歯磨きが終わったら水で軽くすすいで終了です。
この時も、すすぎすぎると有効成分が一緒に流れてしまいますので注意してください。
正しいやり方で歯を磨くことによって、ホワイトニング効果や虫歯予防などの効果も高まりますので、意識して磨いてみてください。
5.まとめ
この記事でご紹介したことをまとめると下記のようになります。
- ホワイトニング歯磨き粉には歯の白さを維持する効果がある
- 歯磨き粉を選ぶ際は研磨剤、発泡剤の少ないもの選び、有効成分を確認する
- 正しい方法で歯を磨くことでホワイトニング効果も高まる
この記事でご紹介したことは市販のホワイトニング歯磨き粉でも同じですので、しっかりと選んで、口内環境を改善してみてください。