歯磨き粉で歯周病は改善できる?その真実とおすすめ歯磨き粉3選

歯磨き粉 歯周病 アイキャッチ




歯の病気としてとても有名な歯周病ですが、治療するために歯医者さんに通っているという人は非常に多いです。

しかし、普段の歯磨きで歯周病を改善することはできないのでしょうか?

「普段の歯磨きじゃ歯周病予防は完全にできないから治療する人が多いんじゃないのかな?」
「歯磨きがちゃんとできてないから歯周病になるんじゃない…?」
「歯周病予防の歯磨き粉とかも売っているけど、あんまり効果がないんじゃ…」

なんて思う人もいらっしゃいますよね?

そこで今回は、そもそも歯周病になってしまう原因とは?というところから、歯周病と歯磨きの関係や、歯周病を予防するのに最適な歯磨き粉5つをご紹介します。

この記事を読めば、歯磨きで歯周病を改善するためにすべきことが分かるはず!それでは早速ご紹介していきます!

0.そもそも歯周病の原因とは?

歯周病の原因として、歯垢(プラーク)の付着があげられます。

歯垢は細菌の塊で、その細菌が歯の表面や歯と歯の間、歯と歯茎の間などの歯周ポケットにこびりつき、毒素を吐き出し炎症を起こすことで、歯周病となります。

歯周病になるまでのフロー

また、原因としては歯垢だけではなく、口内環境や生活習慣などにも左右されているため、「歯周病は生活習慣病」と呼ばれています。

歯周病を引き起こしやすい口内環境と生活習慣

1.歯磨きで歯周病は改善する?

普段の歯磨きで歯周病を予防することはできますが、治すことは難しいです。

歯磨きによって歯垢や歯石を除去することで歯周病を予防・軽度の改善はできますが、歯ブラシでは届かないような場所にも歯垢や歯石は付着している可能性があるため、しっかりとチェックするために歯科医師に診てもらう必要があります。

その為、日々の歯磨きでできるのは歯周病にならないように歯垢をコントロール(プラークコントロール)する事です。

そこで役に立つのが歯磨き粉で、その薬用成分が歯に細菌をつきにくくしたり、殺菌をしてくれるため、歯ブラシ単体よりも予防する力をサポート、増強してくれます。

歯磨き粉や歯ブラシに気を使い、しっかり歯垢を除去する日々の歯磨きを積み重ねることが、歯周病予防には重要になってきます。

2.歯周病予防におすすめの歯磨き粉3選

歯周病を予防するのにおすすめの歯磨き粉としては、下記の3つがあります。

  • 薬用オーラパール
  • プロポデンタルEX
  • リペリオ

薬用オーラパール

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薬用オーラパールには歯周病予防に良いといわれる「塩化リゾチーム」という成分が含まれており、この塩化リゾチームは消炎作用があります。

つまり、腫れや赤みを鎮めることで歯周病を予防してくれます。

薬用オーラパールは歯周病だけではなく、初期虫歯や口臭を予防してくれたり、歯を白くする成分も含まれているため、これ1本で口内のトータルケアを行う事ができます。

プロポデンタルEX

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プロポデンタルEXには「プロポリス」というミツバチが細菌と戦うために自らが出す防御物質を含んでいます。

このプロポリスが歯周病予防の働きを強めてくれるのですが、他にも炎症を抑えるカンゾウエキスや、血行を促進する酢酸トコフェロール殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノールなどを配合しています。

初回限定価格、1,500円と比較的安い値段で試すことができるので、歯周病予防を始めたいと思っている方にはおすすめの歯磨き粉です!

リペリオ

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リペリオには下記の2つの大きな特性があります。

  • 歯肉の活性
  • 歯肉の引き締め効果

リペリオにはOIM加水分解コンキオリンは含まれており、この成分が歯周組織の回復を促し、歯肉を活性化させてくれます。

また、塩化ナトリウムも含まれており、歯肉を引き締めてくれるので、リペリオ1本でしっかりと歯周病を予防してくれます。

3.歯ブラシにも気を使おう

歯周ポケットを効果的に磨くために、歯ブラシの下記ポイントにも気を使いましょう。

  • 毛先
  • ヘッドの大きさ
  • 毛の硬さ

毛先

歯ブラシの毛先が超極細毛の物の方が歯周ポケットをしっかり磨きやすいです。

普通の毛先は毛の直径が約0.2ミリ前後ですが、超極細毛の歯ブラシは約0.02ミリの直径です。

超極細毛の場合は毛の中程から、根元に向かって適度に太くなるので、コシがありつつ歯周ポケットに無理なく入り込んでくれるので、しっかりと歯垢を除去することができます。

ヘッドの大きさ

歯ブラシのヘッド(ブラシがついている部分)が大きすぎると、隅々までブラッシングしづらく、また大きく動かすことで磨き終わった気になってしまうことがあります。

ヘッドの部分は少し小さめの方が汚れをしっかり落とすことができ、隅々までブラッシングしやすいので、少し小さめの物を使用しましょう。

毛の硬さ

硬すぎる歯ブラシはブラッシングにより歯茎を傷つけてしまう事があります。

歯肉に厚みがあるような人であれば問題はありませんが、歯周病の場合は歯茎が腫れてしまいますので、歯茎にダメージがいってしまうような事は避けなければなりません。

その為、「やわらかい」もしくは「ふつう」の硬さの歯ブラシを使用しましょう。

4.まとめ

今回ご紹介した事をまとめると下記のようになります。

  • 歯周病の主な原因は歯垢が除去しきれていないということ
  • 歯周病は歯磨きで予防できるが、完全に改善はできない
  • 歯磨き粉や歯ブラシを選ぶことで予防力は高まる

現在歯周病になっているかどうかが分からないという人は、一度歯科医院を訪れ診察を受けましょう。

もしも歯周病にかかっていなければこの記事を参考に毎日の歯磨きを意識し、もしも歯周病にかかっていた場合には歯科医師の指導の下、治療を行ってください。