自分の口臭をチェックする6つの方法とその原因、対策をご紹介!

口臭 チェック アイキャッチ




人間は鼻と口が繋がっているため嗅覚は「順応反応」が起こりやすく、自分の口臭は自覚しにくいものです。

でも、自分の口臭がどうなっているのか、気になるという人も少なくないですよね。

「毎日しっかり歯磨きしているし、たぶん大丈夫だと思うんだけど…」
「自分の口臭を確認したいんだけど、どういう方法がいいんだろうか…」
「もしも自分の口臭が匂っていた場合、どうやって治したらいいんだろうか」

というような思いは誰にでもありますよね。

そこで今回は、自分の口臭を自分でチェックするための6つの方法と、忙しい人のための簡単なアンケートによるチェック方法、さらに口臭の原因や対策までもご紹介していきます!

自分の口臭がどうなっているのか、この記事を参考にぜひ調べてみてください!

1.口臭のチェック方法~行動編~

自分の口臭をチェックするための方法としては下記の6つの方法があります。

6つの口臭チェック方法

それでは一つずつご紹介していきます。

コップやビニール袋のにおいを嗅ぐ

口臭チェック方法①

コップやビニール袋に自分の息を吐いてから一旦フタをし、一度深呼吸をしてからコップやビニール袋の中のにおいを嗅いでチェックする方法です。

コップやビニール袋の中のにおいが少しでもすれば、口臭が発生している可能性があります。

注意点として、ビニール袋を使う際はなるべく小さく、においのついていないものを使ってください。

舌を見る

口臭チェック方法②

鏡で自分の舌を見たときに、黄色や白っぽくなっているようであれば口臭がある可能性があります。

正常な舌の色はピンク色をしていますが、においの元となるコケ状の舌苔(ぜったい)が付着していると舌の色は黄色や白っぽくなってしまいます。

舌苔

そのため、舌が黄色や白っぽく見える人は、付着している舌苔が原因で口臭が発生している可能性が高いです。

舌のにおいを嗅ぐ

口臭チェック方法③

コットンパフやティッシュなどで自分の舌を数回なぞり、2分ほど待ってから深呼吸し、においを嗅ぐことで口臭をチェックする方法です。

この時ににおいがするようであれば、口臭が発生している可能性があります。

デンタルフロスや歯間ブラシのにおいを嗅ぐ

口臭チェック方法④

歯と歯の間を掃除するデンタルフロスや歯間ブラシのにおいを嗅いで口臭をチェックする方法です。

歯と歯の間の汚れや食べかすは、普段の歯磨きでは除去しにくい部分ですが、歯と歯の間に詰まっている汚れや食べかすが腐敗して口臭が発生している可能性があります。

そのため、掃除し終わったデンタルフロスや歯間ブラシのにおいを嗅ぎ、少しでもにおうようなら、口臭が発生している可能性があります。

唾液のにおいを嗅ぐ

口臭チェック方法⑤

指で唾液のにおいを嗅いで、唾液がにおうと感じたら、口臭がある可能性があります。

唾液が臭くなる原因としては虫歯や歯周病などの口腔内の病気だったり、舌や舌苔などで汚れている場合など、いくつかの原因が考えられます。

本来唾液は無臭ですので、においがした場合はそれが口臭となっている可能性がおり、空腹時や起床時、緊張時などで口の中が乾いてしまうと、それがにおってしまいます。

ちなみにこの方法はアメリカではリスト(手首)テストと呼ばれ、手首を舐めて唾液のにおいを確認するというやり方で行われているのですが、口臭が無くてもにおう事があるため、信頼性に欠けるといわれています。

口臭チェッカーを使う

口臭チェック方法⑥

市販されている口臭チェッカーを使用し、自分の口臭を測定する方法です。

安いものだと1,000円前後から販売されており、手軽に入手することができます。

ただし、歯科医院にある測定器とは違い、安価ですのであくまで”目安”として使用することをおすすめしております。

ですので、しっかりと測定したい場合は歯科医院で測定器を使用し測定してもらいましょう。

上記6つが口臭チェック方法になりますが、どれも具体的な行動を起こさなければならないため、今すぐは難しい…という方もいるかと思います。

そこで、次に口臭をチェックするための簡単なアンケートをご紹介します。

2.口臭のチェック方法~アンケート編~

チェック項目

アンケートとして、下記の10項目のうち、いくつ当てはまるかを数えてみてください。

①歯垢や歯石がつきやすい
②虫歯がある
③煙草を吸う
④歯を磨くと時々出血する
⑤歯をあまり磨かない
⑥歯茎が腫れている
⑦ストレスを貯めてしまう方だ
⑧デンタルフロスや歯間ブラシを使っていない
⑨固いものを噛むと歯が痛む
⑩ちくのう症や咽頭炎などを患っている

いかがでしょうか?それでは下記が診断結果になります。

診断結果

0~1個該当した方

口臭が発生している可能性は低いでしょう!

あまり気にする必要はありませんが、少しでも気になるという場合は、丁寧にオーラルケアを行いましょう。

2~3個該当した方

口臭が発生している可能性があります。

ただ、セルフでの改善は十分にできるレベルですので、当てはまった項目を改善するために、必要であれば歯科医院で診断してもらうのも一つの手でしょう。

4~7個該当した方

口臭が発生している可能性が高いです…。

なるべく早い段階で歯科医院での診察を受ける必要があります

セルフケアではどうにもできない原因がある可能性もありますので、適切な処置を受け改善していきましょう。

8個以上該当した方

すぐに歯科医院で診察を受ける必要があります!

虫歯や歯周病などの口内の病気である可能性が非常に高い為、歯科医院で根本から治療を行う必要があります。

3.口臭の原因と予防法

口臭には複数の原因があり、大きく分けると下記のようなものがあります。

  • 口内環境の不衛生による口臭
  • 飲食物や嗜好品による口臭
  • 口内やそれ以外の病気による口臭

まれに肝臓疾患や腎臓疾患などの全身症状が原因の口臭もありますが、原因のほとんどが口内に関係しています。

そのため、口内を清潔にすることで、口臭を改善することができます。

ただし、何らかの病気が原因の口臭の場合は根本からの改善ができませんので、その場合は歯科医院や専門の医師に診察していただく必要があります。

原因や対策については下記記事でも詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。
「口臭の原因はこれだった!気になる口臭の原因と種類を徹底解説!」
「口臭が気になる人必見!口臭を抑える5つの対策を徹底解説!」

4.まとめ

今回この記事でご紹介したことをまとめると下記のようになります。

  • 口臭をチェックする方法は6つある
  • しっかりと口臭をチェックしたい場合は歯科医院へ行く
  • 口臭の原因のほとんどは口内になるので、清潔に保つ

口臭があるのとないのでは、人の印象は大きく変わりますよね。

今回ご紹介したチェック方法を実践して、口臭があるなと思った場合は改善していきましょう!