インビザライン矯正を補助するアタッチメントは目立つ?




あなたは自分の見た目を気にしますよね?

矯正治療を行っている方の中でも、自分の歯を美しくして審美性を上げたい口元から印象を変えたい!という理由から矯正を行っているという方もきっと少なくないでしょう。

そういう方は治療中もできれば見た目を損なうような方法はとらずに、インビザラインなどの透明なマウスピースで矯正を行っている方も多くいます。

しかし、簡単な矯正なら問題ないのですが、歯を大きく動かして歯並びを綺麗にする場合だとインビザライン治療中に「アタッチメント」という補助装置を装着して治療を続ける必要があります。

このアタッチメントを装着した場合、どれくらい目立つのでしょうか…?

そこで今回は、インビザライン治療を補助する「アタッチメント」について、装着したときにどのようになるのかというところから、審美性に関わること以外のデメリットなどもご紹介していきます。

美しい歯並びにするためにインビザラインを始めたい!という方に読んでほしい内容になっていますのでぜひぜひ!

1.アタッチメントは目立つ?

結論から言うと、アタッチメントを付ける位置や、どのようなアタッチメントなのかによっても変わってきますが、アタッチメントが目立つ場合があります。

アタッチメント

歯科医院などの公式HPでは「アタッチメントはそれほど目立たない」という説明がされていますが、実際に装着してみると意外と目立つというような声が多いです。

もちろん、前歯にアタッチメントを装着するのと、奥歯にアタッチメントを装着するのでは、人の視界に入る、つまり「目立つ」回数も大きく違ってきますし、アタッチメントの数も人によって違うので、一概に「絶対目立つ!」と言い切れるわけではありません。

しかし、歯の色と同じような色とはいえ、はたから見たら「食べかすがついている…?」と思われるくらいには目立つ場合があります。

2.アタッチメントが目立つ以外のデメリット

アタッチメントを装着することで目立つ以外には以下のようなデメリットがあります。

アタッチメントによるデメリット

それでは一つずつご紹介していきます。

じわじわとした痛みを感じる

アタッチメントを装着することで、アライナーのフィット感が増す反面、圧力を感じてじわじわとした痛みを感じることがあります。

痛みの感覚は人それぞれですので、痛みを感じないという方もいるかもしれません。

しかし、アタッチメントを装着することで痛みはないかわりにマウスピース装着時の違和感が増してしまう可能性があります。。。

いずれにしても、かなり痛いという事はありませんので、その点は安心ですね!

食事をしにくくなる

アタッチメントが歯に装着されていることで、アタッチメントの周りに食べ物がまとわりつき、食事がしにくくなる場合があります。

インビザライン矯正治療を開始してから少しの間はアタッチメントを装着しないため、ストレスなく物を食べることができますが、アタッチメントを装着することで、食事をする際も少し違和感があるかもしれません。

しゃべりにくくなる

アタッチメントを装着した際の違和感などで、多少のしゃべりにくさを感じる人も多くいます。

アライナーを付けている状態でもしゃべりにくいと感じる人は少なくないですが、アタッチメントをつけることでよりしゃべりにくくなってしまいます。

ただし、これに関しては治療を続けていくことで慣れていくとしゃべりにくさを感じなくなることも多くあるので、慣れるまで我慢するのが良いかもしれませんね。

3.そもそもアタッチメントは何のためにつけるの?

アタッチメントは、インビザライン矯正治療で使用するアライナーの効果をより上げるために使用します。

例えばアライナーと歯の間に隙間ができ歯が動きにくい場合や、歯を回転させる補助、過蓋咬合(ディープバイト)の治療など、様々な場面で活躍するため使用する場合も多いです。

アタッチメントの役割

見た目が目立つ、マウスピースを付けた際の違和感など、問題となる部分はいくつかあり、また歯科医院や歯科医師の判断によって装着しなくても治療が進む場合もありますが、インビザライン矯正を始めるときに立てた治療計画を円滑に進めるためにアタッチメントを装着するという人も多く、実際に重要なサポート役と言えるでしょう。

また、アタッチメントを装着することでアライナーのみで行う矯正治療よりも、治療期間の短縮を短くする効果がありますので、治療を短期間で終わらせたいと考えている場合はアタッチメントを装着したほうが良いでしょう。

4.まとめ

今回この記事でご紹介したことをまとめると下記のようになります。

  • インビザライン治療に使用するアタッチメントは場所によっては目立つ
  • アタッチメントを装着するとアライナー装着時に違和感を感じることが多い
  • アタッチメントはインビザライン矯正において重要なサポート役を担ってくれる

アタッチメントを装着する位置や数などによってはうまく目立たなくする方法もあるかもしれませんので、アタッチメントを装着する前に、歯科医師にアタッチメントが目立たない方法を聞いてみるのも良いのではないでしょうか?